オーナーの西表島暮らし日記
2007年12月30日(日) 沖縄

ジテンシャ生活

20071230a
お昼時
なんとなくTVをつけていたら
あるフォーラムの放送に僕は釘付けになった・・・
それは
「自転車の生活を考える」というようなもので
パネリストに
元F1レーサーの片山右京さんや
タレントの吉本多香美さん
そして
都市計画の専門家の方々
僕は
トライアスロンに出たりするので
普段
自転車とは切っても切れない生活をしていますが
現在
東京では
約50万人のひとが
ツーキニストと言われる
自転車通勤をしているらしい・・・
正直
その数字にはびっくりした
今流行のメタボ対策であったり
渋滞対策であったり
はたまた
トレーニングの一環であったりと
その目的・動機はさまざまであっても
それほど多くのひとが
自転車で通勤しているとは知らなかった・・・
スーツ姿でロードバイクにまたがっている様子なども映っていましたが
なんとも軽快で格好良い!
僕は
この島で
あくまでも
トレーニングとしてバイクにまたがり
走っているわけですが
こうやって
自転車で走るのは
車で走っているのとは
すべてが違う・・・
道の起伏を感じたり
風や匂い
そして
季節を感じる・・・
それは
僕にとって
何よりも心地よいことです
この島じゃ
3時間走っていたって
その間追い越される車は
両手で数えられるかもしれない・・・
以前
千葉に帰省した際
練習がてら
バイクで走りにいったときは
追い越されるトラックの風圧がなんとも脅威に感じ
あえなく
歩道に入ったこともありました
ここ最近
健康志向の盛り上がりで
こうした自転車に対しての認識が
ちょっとづつ変わってきているようにも感じます
試験的に自転車専用レーンを確保してみたり
駐輪場を計画し直したりと
街中も自転車に優しい都市作りへ
ちょっと変換していこうか
という動きがあるようです
こんなことを僕が言ったって
普段
自転車に興味のなかかたにしてみたら
自転車は邪魔だって
思うに違いない・・・
いつしか
原付や自動車の免許を手にした途端
ペダルを踏むことから遠ざかってしまう
ヨーロッパなどでは
サッカーと並び
スポーツとしての自転車は
文化として定着していて
だから
自転車に対しての接し方が
非常に優しいというか
街中に自転車がうまくフィットしているですよね
それは
僕が
学生のころヨーロッパを周ったとき
強く感じたことのひとつでもあるのです
日本では
「自転車=ママチャリ」で
かごに買い物袋をびっしりつめて
歩く人を縫うように避けながら歩道を走る
そんなイメージが強いですよね
もちろん
ヨーロッパのそれとは
根本が違いますが
ロードレースであれトライアスロンであれ
自転車がもっとスポーツとして認知され
日本でももっと盛り上がってくれば
都市計画のなかでも
この自転車の地位の向上
そして
安全に繋がるんじゃないだろうか・・・

石垣島出身の新城幸也という選手が
日本ロード界のトップに君臨しています
まだ若い彼が
オリンピックなどで
大いに活躍をしたら
自転車を取り巻く環境もほんのちょっと
変わっていくのかもなぁ~って
想いを巡らせてしまいます(笑)
自転車って
乗っているだけで
本当に気持ちが良いんですよね!
だから
それを大いに安全に楽しめる社会があって
それが結果として
健康をもたらしたり
温暖化対策の一環となったりしたら
ステキなんだろうなぁ・・・

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