オーナーの西表島暮らし日記
2012年10月12日(金) 日記

入植64周年

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昨日
僕の住んでいる住吉公民館のお祭り「入植祭」が挙行されました
64周年の今年
僕は公民館の役員で
今までとは違い
準備の段階などから
色々と深く関わりを持つことができました・・・
何だか
この島・この地域で暮らす重みみたいなものを感じた一日だった・・・
住吉開拓団上陸の地にある石碑で刻まれた言葉
これをそのまま記します
何よりも重みがあります・・・
「第二次大戦後
宮古島では国内外からの引揚者等で混沌たる状況で職もなく食料もない状態であった。
当時の宮古群政府知事具志堅宗精は、
戦後復興に必要な木材確保のため船浮地区で国有林の払い下げを受け
伐採隊を昭和二十二年同地区に派遣した。
これに伴い伐採隊への食料補給のため、
現住吉地区に移民を計画し、
昭和二十三年十月十一日に与儀喜昇を団長とし、
開拓先遣隊が上陸したのが此の地である。
引き続き二次隊(十月二十日)三次隊(十二月二十三日)が到着し、
先遣隊が構築した新地を拠点にし一年余りに亘る共同生活で、
食料生産の為の開墾、
家族引揚の為の住宅建設など全ての作業を行い住吉地区の基盤を築いた。
この発祥の地を継承し後世に伝えるべくここに、
記念碑を建立する。」
この1年余りに亘る共同生活
これが
現在に住吉地区の風土を作り上げているのです・・・

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