オーナーの西表島暮らし日記
2006年11月05日(日) 沖縄

切り込み隊長

20061105a
今日は
1.5㍍級のイソマグロが
さかなの群れを狙っていたんだ
狙われるほうも
食われてたまるか!
って必死に逃げるわけだけど
もちろん
狙うほうだって
お腹空かして必死なわけ・・・
で・・・
じ~っと見てると
そのイソマグロの集団も
共同作戦というか
何チームかに分かれて
徐々に
そのさかなの群れを追い込んでいるようなんだよね
イソマグロが
そこまで知能的な戦略をとるのかどうかまではわからないけど
そんなように見えるわけ
切り込み隊長的な役割をするものとか
あとに続くものとか・・・
そんな役割分担もあったりするのかなぁ
さて
H/K(←これ「話は変わるが」って意味の絵文字(!?)らしい)
さっきテレビでやってたんだけど
今の高校生などは
こんな略文字も使うらしい・・・
それはどうでも良くて(笑)
先日アメリカで終了したばかりの
メジャーリーグ・ワールドシリーズ
優勝したセントルイス・カージナルズのショートストップ
デビット・エクスタインって選手をご存知でしょうか?
マニアしか知らないかもしれないけど
先のワールドシリーズのMVP選手
このエクスタイン
カージナルズのいわば切り込み隊長で
背はちっちゃいんだけど
そのプレースタイルはかなり面白い!
打撃フォームもグラブさばきも
正直スマートとは言えないけど
でも
3割以上打つし、守備も超上手い
僕は
何年か前の東京ドーム
日米野球で
イチローとともに来日したこのエクスタインのプレーを直に見て
すぐさまそのファンになってしまった
ぼてぼてのゴロでも一塁まで全力疾走
守備位置までも全力疾走
いまどきこんな選手はほとんど見ない
それに
ネクストバッターズ・サークルでの動きが
かなり個性的で
独特のリズムでポンポンと跳ねるように出番を待っているのです
ジュースを買いに行くのも
トイレに行くのも
このエクスタインの打席が終わってからにしようって
そう思わせる選手だった
僕は
まだ千葉にいた学生の頃
有明で行われたテニスのツアーで
警備のバイトをしたことがあって
そのときまで
まったくといってよいほど
テニスのトーナメントなんて見たこともなかったけど
一際僕の目を釘付けにしたのは
マイケル・チャン
(懐かしい~って思ったかたいますよねっ)
あぁ~
こういう人がプロなんだなぁ~!!
って強く思ったのが印象に残っている
エクスタインと同じように
体は小さいんだけど
何かしてくれるだろうという期待感が
他の選手とは全く違かった
そんなオーラというか独特の雰囲気があった
僕はプロってそういうものだと思ってる
何かひとを引きつける
ついつい何かを期待させてしまう
僕もそんなガイドになりたいな~
な~んてて思ってるわけだけど・・・(笑)

野球に限らず
そういう選手ってほんと少ないよね
スポーツの世界だけじゃなくて
仕事だってなんだってそう
そのスタイルにプライドを持っているというのかな
日本的に言えば
「職人」ってやつだよね
えらそうなこと言って
僕もまだまだアマちゃんだけれど
こういう選手のプレーを見ていると
なんか格好良いなぁ~って
自分のそんな人間になりたいなぁ~って
そんなことも思うのでした・・・

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