ＫＥＳＨＩＧＯＭＵ

僕が
まだ小学生の低学年
２年生か３年生のころだったかなぁ
父と家の近くを散歩中
妙に覚えている会話があるのです
「消しゴムなくしちゃったから買ってほしいんだけど・・・」
『そっかぁ』
『でもなっ、消しゴムを買わなくても良い方法があるんだぞ』
「え～？」
「わかった！友達に借りれば良いんだぁ、そうでしょ？」
『それはなっ、ノートに書くとき間違わないようにすれば良いんだ』って・・・
なんてことないこのやり取りを
僕は今でも妙に覚えている
そのときの散歩していた場所もはっきりとね・・・
結局
そのまま文房具屋さんへ行き
消しゴムを買ってもらったと思うんだけど
なんでこんなに印象強く覚えているんだろう
小学生ながらに
物事の考え方は一通りではないということを
感じ取ったのだろうか・・・
だから僕は
今でも
新しい消しゴムを開封するとき
このエピソードを思い出してしまうわけです
僕も
いつしか自分の子供ができたとき
そんな印象深い会話をするのだろうか
さて
その後
遠慮なく
ノートに書き間違いを続けたのは言うまでもなく
川尻少年のノートには
消しゴムのかすがいつも
たっぷりと溜まっていたのでした・・・（笑）
そんな思い出って誰にでもありますよねっ
心の奥底にあって
消しゴムでは消せないような・・・
父の日の今日
そんな思い出がよみがえってきたのでした・・・
さて
アロハチャンネルがはじまった
これ観てから寝～よおっと！