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ダイビングショップオーナーの西表島暮らし日記

2006年12月11日(月) 沖縄

CAKE

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島の小さなスーパーで
クリスマスケーキの
予約受付ってチラシを見つけました・・・
もちろん
この島には
ケーキ屋さんなんてないわけで
これは
お隣
石垣島からの配送便
船に揺られて
海を越えやって来るわけです・・・
ところで
ケーキって
なんでしょうね
このウキウキする気分は・・・
ローソクに火を灯し
その弱々しい明かりが
時間を止めるかのようで
ほっと温かな気持ちになりますよね
僕はやっぱり
生クリームに赤い苺のショートケーキ
この定番が好き・・・
食べるときよりも
ケーキの入った箱をあけるとき
その瞬間がたまらなく好きだなぁ~って
赤と緑でデザインされたそのチラシを見ながら
気温26度の南国で
勝手に妄想するのでした・・・

2006年12月10日(日) 沖縄

ロコ

20061210a
さて
最近
晴れ間も覗く色表島です
この時期
島の海岸沿いでは
サーフィンや
カイトサーフィン・ウィンドサーフィンをしている姿を見かけます
夏場と違って
普段僕らのように
海での仕事をしているひとには
わりと時間のあるときで
島のダイビング屋さんだったり
カヌー屋さんだったり
釣り屋さんだったり
そんな島のロコな人びとが
車にボード積んで
遊びに出ているのです・・・
先日
すぐ近くのビーチでは
そんなロコサーファーの
脱いだばかりのサンダルの向こうで
寝転がって
読書している外国のかた・・・
えっ!
ここは
ハワイか欧米か!?(笑)
でもね
こうして
すぐ歩いていける距離に海があって
サーフィンも出来て・・・
やっぱり島暮らしは幸せですな~
って・・・
僕のウィンドサーフィンは
家の奥にしまわれたままですが
いつ
シュッコウ
ス・ル・ノ・デ・ス・カ!?

2006年12月07日(木) 沖縄

弱肉強食

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普段海に潜っていると
自然に対して
一番に感じることは
美しいとか
すごいなぁ~とか
そういうことではなく
まずは
厳しい世界だ!
ってこと
自然界は本当に厳しい・・・
カメラ片手に
小さな魚の群れを見ているそばから
突如現れた大物に
食われたりもする・・・
それが自然なのだ
可哀想だとか
残酷だとか
そんなことを思ったって
弱肉強食
それで自然は成り立っている・・・
ところが

すぐ近くの新城島(上地島)で
クジャクの根絶作戦が行われている
これは
環境省によるもので
もとは
島の宿泊施設で飼育されていたものが逃げ出し
それが
繁殖したのち
島の生態系を壊していることによるもの
このインドクジャクは
繁殖力が非常に強く
島に天敵もいないことから
トカゲやチョウ
鳥などを食いつくし
その数が激減しているらしい
要するに
外来種によって
本来島にいるはずの生き物が危機的状況になっているわけ・・・
最近
いろいろと
ニュースでも聞きます
いないはずのカメが
どこかの池にいるだとか
大きなヘビが逃げ出したとか・・・
しいては
飼っていたペットを世話できなくなり
どこかに放つだとか
まったく
無責任という以外
何ものでもないよね
それで悪者扱いされる生き物だって
不本意だろう
僕だって正直ここにいる生き物ではないんだ!!
って思っているかもしれない・・・
本来弱肉強食の世界に住むものは
そこにいるからこそ
逞しく
そして美しい・・・
人間の都合で増え
人間の都合で駆除される
・・・
何だか
心の痛むニュースでした・・・

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