さて
最近
晴れ間も覗く色表島です
この時期
島の海岸沿いでは
サーフィンや
カイトサーフィン・ウィンドサーフィンをしている姿を見かけます
夏場と違って
普段僕らのように
海での仕事をしているひとには
わりと時間のあるときで
島のダイビング屋さんだったり
カヌー屋さんだったり
釣り屋さんだったり
そんな島のロコな人びとが
車にボード積んで
遊びに出ているのです・・・
先日
すぐ近くのビーチでは
そんなロコサーファーの
脱いだばかりのサンダルの向こうで
寝転がって
読書している外国のかた・・・
えっ!
ここは
ハワイか欧米か!?(笑)
でもね
こうして
すぐ歩いていける距離に海があって
サーフィンも出来て・・・
やっぱり島暮らしは幸せですな~
って・・・
僕のウィンドサーフィンは
家の奥にしまわれたままですが
いつ
シュッコウ
ス・ル・ノ・デ・ス・カ!?
普段海に潜っていると
自然に対して
一番に感じることは
美しいとか
すごいなぁ~とか
そういうことではなく
まずは
厳しい世界だ!
ってこと
自然界は本当に厳しい・・・
カメラ片手に
小さな魚の群れを見ているそばから
突如現れた大物に
食われたりもする・・・
それが自然なのだ
可哀想だとか
残酷だとか
そんなことを思ったって
弱肉強食
それで自然は成り立っている・・・
ところが
今
すぐ近くの新城島(上地島)で
クジャクの根絶作戦が行われている
これは
環境省によるもので
もとは
島の宿泊施設で飼育されていたものが逃げ出し
それが
繁殖したのち
島の生態系を壊していることによるもの
このインドクジャクは
繁殖力が非常に強く
島に天敵もいないことから
トカゲやチョウ
鳥などを食いつくし
その数が激減しているらしい
要するに
外来種によって
本来島にいるはずの生き物が危機的状況になっているわけ・・・
最近
いろいろと
ニュースでも聞きます
いないはずのカメが
どこかの池にいるだとか
大きなヘビが逃げ出したとか・・・
しいては
飼っていたペットを世話できなくなり
どこかに放つだとか
まったく
無責任という以外
何ものでもないよね
それで悪者扱いされる生き物だって
不本意だろう
僕だって正直ここにいる生き物ではないんだ!!
って思っているかもしれない・・・
本来弱肉強食の世界に住むものは
そこにいるからこそ
逞しく
そして美しい・・・
人間の都合で増え
人間の都合で駆除される
・・・
何だか
心の痛むニュースでした・・・
限りなく私事・・・
最近
うちの愛猫・みいすけが
やけに
外に出たがるのです
家の玄関へ行っては
鍵のつまみまで手を伸ばし
「外連れてってぇ~」って
にゃ~にゃ~と訴えるのですね
そんな背伸びした後姿を見て
可愛いなぁ~
なんて思う
親ばかぶりなわけですが
「外へ出たいでちゅかぁ~」
って無意識に
赤ちゃん言葉使っているから
これまたお恥ずかしい・・・(笑)
さて
そんなみいすけ
今日は天気が良かったせいもあり
いつも以上に
僕へ訴えてくるのです
一度
ドアを開けたその隙間から
5分ほどの脱走劇のあと
再度
それでもにゃ~にゃ~言うもんだから
リードつけて
しばし外をお散歩です
(体にリードつけて散歩している猫なんてみたことないけど・・・)
普段
家のなかの狭い世間にいるので
今日の陽気でのお散歩は
さぞ気持ちよかったのか
地べたにゴロ~ンゴロ~ン
せっかく付けたリードも
まるで
オシャレなプレゼントのラッピングのように
その毛むくじゃらの体に
遠慮なく
巻きつくのでした・・・
さて
その狭い世間といえば
僕がこの島へ来て
1年ほどたったころ知ったことなのですが
大学時代の野球部の先輩が
この島出身で
今は
お隣・石垣島に住んでいるってこと
おまけに
ちょくちょく
この島に帰って来ているっていうじゃないですか
沖縄出身ってとは知っていたけれど
まさか
人口二千人ちょっとの
この島だったとは・・・
それが
ようやく
2年前くらい
島の野球大会でお会いできたのです
先輩・後輩と言えども
大学時代
僕が一年のときの四年生
それも
体育会系の野球部だから
それこそ
神様と部下みたいなもの
「はい!」
「はい!!」って
そんな会話しか記憶にない・・・
だから
久々にお会いしたときには
ちょっと
というかかなり
ビビっていたんだけど
それが
ものすごく優しい笑顔で
「お!元気!?」
って握手してきてくれたんですよね
それが
妙に嬉しかったなぁ~
覚えていてくれたことと
そのときかけていただいた言葉
「一緒にこっちで頑張っていこうよ!」って・・・
その先輩は
今
石垣島で福祉や障害者のかたのために
中心になっていろいろと
活動をしているそうです
先日
新聞にも
大きく載っていました
「一緒にこっちで頑張っていこうよ!」
・・・
僕も負けてはいられません!