ダイビングショップオーナーの西表島暮らし日記
今日は
久々に船を出して
ダイビングへ行ってきました・・・
僕は魚ではないし
もちろん
海に生きる魚たちのように
エラでの呼吸は出来ないけれど
それでもやっぱり
海のなかは
何とも落ち着くから不思議だ・・・
ダイビングを終え
ボートを港に係留していると
島の知人が
釣竿をもって歩いていた・・・
聞くところによると
港のなかで
今
イカがよく釣れるらしい・・・
たった今も
2匹釣ったって・・・
こりゃ
僕も
イカを釣らんといかんですよ!(笑)
夕方6時すぎ
ボートの掃除を終えて
家へ戻ろうと軽トラを運転していると
道路わきの桜に目が止まった・・・
もちろん
内地の桜とは種類が違うものの
やはり
桜の花というのは
日本人の心に植え付けられたものなのだろうか・・・
15mほど先で折り返し
思わず写真を撮ってしまった
そうそう
話は変わりますが
今日
島のガソリンスタンドで給油をすると
店員のにいにい(同じ駅伝チームのメンバー)が
「僕、最近走ってますよ~!」って・・・
『へぇ~、何かレースでもあるの?』って聞くと
「別にないんすけど、暇つぶしっす」って・・・
茶髪にロン毛に耳ピアスの姿で
こう言われると
何だかちょっと不思議な感じ(笑)
暇つぶしにランニングかぁ~
って・・・
俺もそっかぁ
ハッハッハ!!(笑)
年中
花が絶えないこの島では
外を走っているのが
ホント気持ちいいからねっ!
僕らのような離島暮らしでは
昨今の
流通のハイスピード化には
本当に助けられている・・・
ネットで注文した品物が
翌日には
きちんと梱包されて届いたこともあるし
大抵の小包であれば
二日後にはもう届いている・・・
そう考えれば
東京などの街中と
こうした島での暮らしのギャップというものは
ある意味少なくなってきているのだろう・・・
しかし
内地に一時帰省してみて
改めて感じることは
やはり
そこに流れる時間のスピードです
空気感というか
その島がかもし出すリズムは
都会のそれとは
まったくの別もの・・・
僕らの住む島には
信号機が二つしかないわけで
もちろん
高級車もスイカが使えるノリモノもないけれど
軽自動車に乗って
窓ガラスを手動で開けて
流れる空気・・・
僕の体内には
もうそのリズムが刻まれているようです
大きく息を吸って
深呼吸をしてみると
やっぱり
島って
気持ちが良いのです!!(笑)
世の中が
ハイスピードになればなるほど
僕は
きっとこの島から
離れられなくなるような気がする・・・
ん~
それは
間違いない!!(笑)
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